レース展望・予想

転入後3連勝狙うスリーコマンド「新穂高特別」(笠松)

2009/12/16

12月17日(木)のメイン第10レースは「新穂高特別」(C級10組・ 1400メートル)です。伸び盛りの3歳馬がそろってレースは激戦模様です。

スリーコマンド(牡3、井上孝彦厩舎)は11月に笠松に転入してから実力の違いを見せて2連勝しました。前走のC級11組特選では、直線豪快に差し切っています。JRAでは結果が出ませんでしたが、レースを経るごとに力はつけていました。笠松コースと水が合ったのでしょう。これからもっともっと強くなりそうな素材です。調子のいい馬がそろったこのレースが試金石になりそうです。

キュートトリックス(牝3、加藤幸保厩舎)も素質がありそうです。転入初戦の前走を圧勝。JRAではデビュー戦こそ大敗しましたが、その後は差のないレースを続けていました。展開が向けば勝つ力はありました。笠松に移って、ようやく実力を示したという感じです。今回の顔ぶれなら当然2連勝が狙えます。

ブルーブルチャンネ(牝3、柳江仁厩舎)は大井出身の馬です。なかなか勝てなかった馬が、笠松に移って8戦目の前走、ついに勝利をものにしました。コースに慣れてスムーズに競馬ができるようになって調子を上げてきました。前走がきっかけになって大きく飛躍する可能性があります。

マジョリーフェア(牝3、柴田高志厩舎)は相手なりに走れる強みがあります。スピード上位で直線もしぶとく粘ります。今回のメンバーでも大崩れはないでしょう。

このほか差し脚鋭いモスキャンピオン(牝3、法理勝弘厩舎)や、ハナを切ると粘りを発揮するピーチパトラ(牝3、藤田正治厩舎)、前走会心のレースで白星を飾ったリバティウイング(牝3、伊藤強一厩舎)、すんなり好位に取りつく脚があるコパノファンタメ(牝3、後藤保厩舎)ら伏兵陣も多彩なメンバーがそろっています。

(文/中日スポーツ・外山謙一)




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