レース展望・予想

名古屋2010年の有望株グリーンストーン「尾張名古屋杯」(名古屋)

2009/12/30

12月31日(木)のメイン第10レースは重賞「第7回尾張名古屋杯」(1600メートル)です。

名古屋の2009年を締めくくる重賞は、来年への期待も込めて、主役に3歳馬のグリーンストーン(牡、角田輝也厩舎)を指名します。JRAで2戦して名古屋に転入。以後、13戦して10勝、2着2回、3着1回と申しぶんのない成績を残しており、近走は6連勝の勢い。B級に上がってからも力の違いを示して2勝しています。メンバーが一気にきつくなる今回が試金石になりますが、突破できるパワーは十分備えています。

ハクシンフリーダム(牡6、瀬戸口悟厩舎)は冬場にかけて調子を上げてきました。直線の粘りが秋口よりも増して、前走のA級戦も会心の逃げ切り勝ちを収めました。気配は引き続き良好です。ペースを握れば今回も粘りを発揮してきそうです。

ドンペリゴール(牡4、角田輝也厩舎)は名古屋に転入後5戦して、前走のB級戦でようやく勝利をものにしました。それまで4戦は惜しいレースが続いていただけに、前走は価値ある1勝です。これをきっかけに波に乗っていきたいところです。

ウインロックオン(牡3、藤ケ崎一人厩舎)はまだC級にいますが、勝ちっぷりが鮮やかで、キラリ光るものを持っています。ここでは苦戦するかもしれませんが、長い目で見ておきたい1頭です。

テラノハイトップ(牡7、荒巻透厩舎)は2走前のA級戦で逃げ切り勝ち。今回はハクシンフリーダムがいるだけに、好位で折り合えるかがカギを握ります。

このほかではツルマルツイモツイ(セン6、藤ケ崎一男厩舎)やマジックポー(牡6、今津博之厩舎)、モエレダンスクイン(牝5、新山廣道厩舎)らも底力を備えていますが、やや調子を落としている感じがします。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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