レース展望・予想

距離延長でアラブ2騎に注目「クリスマス賞」(福山)

2009/12/22

12月23日(祝・水)のメイン第10レースは「クリスマス賞」(C級選抜、1800メートル)です。短距離中心の番組が多いC級ですが、今回は一気の距離延長がポイントとなりそうです。

サラ編入後、目下3連勝を含め5戦4勝、2着1回と好調のバクシンオー(牡6、堀部重昭厩舎)にとってこの1800メートルは、大差圧勝劇を演じた福山ダービーと同じ距離。持ち前のスピードで短距離でも結果を出していますが、この馬の真骨頂はそのスピードに加えて底知れないスタミナにあります。脚元の具合も一時よりもかなり良化しているとのこと。元来サラのトップクラスにも引けをとらない実力が、久々のこの距離で発揮できそうです。

同じくアラブのホワイトモンスター(牡6、江口秀博厩舎)はバクシンオー以上のステイヤータイプ。短距離戦では、エンジンがようやくかかったところでゴール、ということが多く、不完全燃焼が続いていますが、今回はこのうっ憤を一気に晴らすチャンスでしょう。

マキノワールド(牡3、外山清彦厩舎)は、2250メートルの鞆の浦賞でアグリヤングの2着に健闘。その後は勝ち鞍こそないものの、堅実な成績を残してきました。20日(日)に行われた福山王冠に出走していれば、上位は確実だったと思われるだけに、そのレースと同じ距離の今回は好走が期待できます。

(文/土屋真光)


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