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レース展望・予想
良血トウショウデザイアの転入初戦に注目(金沢)
2009/11/01
11月2日(月)のメイン第10レースは「ルビー特別」(A2組、1900メートル)です。
中央から転入してきたトウショウデザイア(牡3、佐藤茂厩舎)に注目が集まります。半姉がGIを3勝しているスイープトウショウで、未勝利の身ですが、小倉のダート1700メートル戦で連続2着があるなど、時計的には500万下に入って通用するほどでした。輸送競馬が合わず中央では力が出し切れませんでしたが、輸送がない金沢にくれば、課題だった気性面にも落ち着きが出てきそうです。追い切りで早くも破格のタイムを披露しており、いきなりのA級戦でも素質の違いを見せてくれそうです。
ベットボトムダラー(牡6、宗綱泰彦厩舎)は前回のA2組で3着と連勝がストップしてしまいました。しかし格上のアウロラプラネットやトウショウサウンドに最後まで詰め寄っており、やはり以前よりも力はつけています。トウショウデザイアが初めての地方コースに戸惑うことがあれば、前走の先着馬が不在だけに、直線突き抜けるシーンは十分考えられます。
トウショウデザイア同様に中央から転入してきたマイネルクロッシュ(牡3、高橋俊之厩舎)は、かなりのダッシュ力の持ち主です。ここ3戦は新潟の芝1000メートルを使われていたことから、今回のようなダートの長い距離は疑問ですが、リードするのはおそらくこの馬になりそうです。
(文/中日スポーツ・瀬川剛司)
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