レース展望・予想

距離延びてマンリョウに期待「ヤングチャンピオン」(金沢)

2009/11/28

11月29日(日)のメイン第10レースは、金沢の2歳チャンピオンを決める「第12回ヤングチャンピオン」(1700メートル)です。

今年は走破タイムが速い2歳馬が多く例年よりレベルが高い印象ですが、その中でも認定新馬戦の勝ち時計が破格だったマンリョウ(牝、黒木豊厩舎)が、重賞タイトル獲りを狙います。デビューからスピードの違いで逃げてばかりいましたが、前走は初めて控える競馬を試みました。結果は逃げたファインスター(牝、岩切敏男厩舎)を捕らえきれませんでしたが、砂を被りながらも内を突いて連対を死守したあたりはやはり素質はあります。敗れはしましたが控える競馬をした経験は、距離が延びる今回に生きてきそうです。

ハヤテカムイオー(牡、宗綱泰彦厩舎)は初勝利が重賞の兼六園ジュニアカップだった勝負強いタイプです。2走前にはマンリョウをハナ差とらえ、前走は念願の認定勝ちを収めるなど2連勝中で充実しています。スタートがもうひとつなのが課題ですが、直線得意の叩き合いに持ち込めば、再び勝負根性を発揮してくれそうです。

スパイシーターボ(牡、赤間亨厩舎)は、認定勝ち後に短期放牧に出されて立て直しが図られました。約2カ月ぶりの実戦でレース勘が心配ですが、今回は船橋から江川伸幸騎手が駆けつけます。相性が良かったコンビで、どこまで上位に食い込んでくるか注目です。

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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