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レース展望・予想
距離短縮でハードインパルス「笠松グランプリ」(笠松)
2009/11/26
11月27日(金)のメイン第9レースは重賞「第5回笠松グランプリ」(1400メートル)です。
名古屋のハードインパルス(牡5、今津勝之厩舎)はJRAで2戦し、名古屋に移ってからはC級から一歩ずつ着実に階段を駆け上ってきた堅実派です。素質が花開いたのは今年5月の尾張名古屋杯で重賞を制してから。9月には金沢のオータムスプリントカップでも2着に健闘、そして2走前に笠松のスプリントを制しました。短距離なら確実に首位争いに加わってきます。1600メートルだった前走は度外視してもよさそうです。
マサアンビション(牡10、瀬戸口悟厩舎)も1400メートルが一番、合っている距離でしょう。一昨年にはこのレースで優勝を飾っています。すでに10歳ですが、今年の動きは全盛時を思わせるような軽快さがあります。2走前のスプリントではハードインパルスの2着に屈しましたが、今回逆転できるパワーは十分あります。
兵庫から遠征してきたイイデケンシン(牡4、田中範雄厩舎)は2年前の全日本2歳優駿JpnIの覇者で素質ならここで一番の存在です。その後の活躍はもうひとつですが、地元では調子を取り戻しつつあります。笠松コースに戸惑わなければ上位争い必至でしょう。
エーシンアクセラン(牡5、伊藤強一厩舎)は現在4連勝と勢いに乗っています。2走前には東海クラウンを勝ち上がり、このメンバーに入っても互角に渡り合えそうです。調子のよさで首位争いへ食い込みを狙います。
ニュースターガール(牝3、森山英雄厩舎)は以前に比べると期待ほどの走りができずにいますが、底力を持っている素質馬だけに軽視はできないところです。反対に調子のよさが目立つエイシンハンコック(牡6、伊藤強一厩舎)や、手堅いケイアイカルディナ(牡6、森山英雄厩舎)、まだまだ元気な兵庫のラガーリーダー(牡9、尾林幸二厩舎)が不気味な感じです。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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