レース展望・予想

実力伯仲のメンバー揃った「岩洞湖賞」(水沢)

2009/11/20

21日(土)メイン第10レースはC1級馬による賞金ハンデ戦「岩洞湖賞」(1600メートル)、8頭立て。

有力馬はある程度絞ることができますが、実力伯仲のメンバー構成。ちょっと難解ですが、逆の見方をすれば各馬にチャンスがあり、馬券的におもしろい一戦となりました。

人気を集めそうなのはカートゥニスト(牡4、佐々木修一厩舎)、フェスティヴムテキ(セン4、櫻田浩三厩舎)、コスモジャック(牡3、平澤芳三厩舎)、エーシンエッティン(牝5、小笠原義巳厩舎)の4頭。

カートゥニストは岩手3戦1勝。前走・騎手ハンデ戦では大きく出遅れて後方2番手からの競馬を強いられましたが、直線でメンバー中一番の末脚を使って0秒3秒4着。敗れてなお強しの印象を与えました。

フェスティヴムテキは盛岡戦で3、5着と案外の結果に終わりましたが、水沢に替わって反撃。2番手キープから抜け出しを決め、7戦連続で連対と抜群のコース適性を誇っています。

コスモジャックも同様に2戦凡走しましたが、シャドーロール着用の効果は絶大。前走で久々に勝利を飾り、再び上昇ムードに乗っています。

エーシンエッティンは人気の盲点になるかもしれませんが、岩手6戦5勝、3着1回。とりわけ水沢での反応がすばらしく3戦3勝とパーフェクト実績。メンバーは一気に強化されましたが、依然底を見せていません。

この4頭は展開ひとつでガラリと入れ替わる可能性も高く、当日の気配にも注意を払ってほしいと思います。

あとはやや落ちますが、サチノマオ(牝4、村上実厩舎)、キタノハルミチャン(牝6、葛西勝幸厩舎)も好調をキープしています。

(文/松尾康司)


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