レース展望・予想

地元馬相手＆少頭数ならファイアーアップ巻き返し必至（門別）

2009/11/17

18日（水）のメイン第10レースは、スタリオン・プレミアムシリーズ「ディープインパクト・プレミアムIV」（オープン、1200メートル）。

地元馬相手、しかも少頭数になれば3歳馬ファイアーアップ（牡、若松平厩舎）が巻き返しそうです。前走はJRA条件交流で14頭立て（1頭出走取消）の混戦メンバー。しかも雨上がりで、馬券に絡んだ多くが道中インぴったりを回ってきた馬という特異な馬場状態で大外枠からの発走。いかにも厳しい条件になってしまい、道中ずっと5～6頭ぶんも外を回されては6着まで追い上げるのが精一杯でした。それが今回は一変、オープンとはいえ多くが前走と同じ顔ぶれの地元馬で、しかも楽に先行できる最内枠も引けて逆襲必至の好条件が揃いました。おおむね発馬も安定しており、今季デビューの初戦勝ちから年間8勝目を挙げられるか注目です。

同じJRA条件交流の前走、このメンバーで最先着（2着）したゴールドコイン（牝4、山田和久厩舎）は内枠を生かし切った印象が強く、大外枠に入った今回は少し割引の感じ。7月末のディープインパクト・プレミアムII（1200メートル）で1、2着のホワイトリーベ（牝5、田中正二厩舎）、クラフィンライデン（牝3、村上正和厩舎）らも上位争いに加わってきそうです。

（文／日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介）


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