- TOP
- 予想情報
- レース展望・予想一覧
- 2009年11月
- キングスゾーンが地力示すか「東海菊花賞」(名古屋)
レース展望・予想
キングスゾーンが地力示すか「東海菊花賞」(名古屋)
2009/11/17
11月18日(水)のメイン第10レースは重賞「第50回東海菊花賞」(1900メートル)。伝統の一戦に他地区から6頭が出走しレースが面白くなりそうです。
地元名古屋の代表はキングスゾーン(牡7、原口次夫厩舎)です。ダートグレードや他地区の交流重賞への遠征が多く、地元では今年、これで6戦目になりますが、前走のトルマリンオープンでは格の違いを見せつけて快勝しています。2年前にダートグレードを制した時のデキには及びませんが、動ける態勢は整っています。地力はここでもトップの存在。走り慣れたコースで貫禄を示しそうです。
高知のゲイリージュピター(牡9、大関吉明厩舎)は近況、好調の波に乗っています。すでに9歳で上積みは薄いですが、名古屋は今回が4度目でコースへの不安はありません。JRAで3勝を飾った実力をここでも発揮しそうです。
福山のナリタブラック(牡7、徳本慶一厩舎)もJRAでは3勝をマーク。名古屋の条件交流競走でも2着になっています。福山に移ってからは他馬を寄せつけない強さを見せており、ここに入っても上位争いに加わってくるでしょう。
兵庫のデュヴァル(牡8、森澤友貴厩舎)も力はJRAで実証済み。兵庫に移ってからも手堅い走りが目立ちます。好調をキープしているだけに警戒したい1頭です。
ヒシウォーシイ(牡4、川西毅厩舎)は前走の勝ちっぷりが鮮やかでした。東海ダービーを制した素質馬だけに調子を上げてくれば、ここでも好走が可能です。
ウイニングウインド(牡8、原口次夫厩舎)はJBCではさすがに大敗しましたが、地方馬同士の戦いなら意地を見せるかもしれません。
このほか船橋から遠征してきたトレノラピド(牡7、宮下貴明厩舎)や、JRAから名古屋転入初戦のマイネルアラバンサ(牡6、荒巻透厩舎)、高知のフサイチバルドル(セン8、田中守厩舎)も侮れない存在です。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。