レース展望・予想

勢い実績とも上位のエーシンアクセラン（笠松）

2009/11/12

11月13日（金）のメイン第10レースは「虎渓山（こけいざん）特別」（A級2組、1600メートル）です。

エーシンアクセラン（牡5、伊藤強一厩舎）は近況3連勝と絶好調。A級2組特別で2勝、前走の東海クラウンではオープン馬を相手に完勝劇を演じています。今回のメンバーで勢いと実績で太刀打ちできる馬は見当たりません。不動の軸に収まりそうです。

相手は名古屋のレオパードクリーク（牡4、角田輝也厩舎）でしょうか。南関東から名古屋に移って3戦を消化し4、4、2着と徐々に調子を上げてきました。前走で笠松コースを経験したことも強みになりそう。スムーズに運んで直線勝負をかけてくるでしょう。

ケイアイカルディナ（牡6、森山英雄厩舎）は昨年、重賞スプリントで優勝しているように、1400メートルには自信を持っています。今年は同レース4着で昨年の気配はありませんが、底力は随一といってもいいでしょう。

レッドホーク（牡5、加藤幸保厩舎）はここがA級昇格初戦となりますが、前走のB級1組特別での勝ちっぷりが鮮やかで、このクラスでも通用しそうな地力を備えてきた感じ。引き続き状態面は安定しているだけに不気味な存在です。

このほかマイネルラファエロ（牡8、青木達彦厩舎）やニシノデュー（牡8、山中輝久厩舎）、ケイアイフウジン（牡7、錦見勇夫厩舎）、ナリタバクシン（牡7、後藤保厩舎）ら実績馬が揃いましたが、年齢的な衰えがあって、近況の走りはいまいちだけに狙いづらいところです。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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