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レース展望・予想
単騎逃げかなえば圧倒十分のガッツボーイ(門別)
2009/11/11
12日(木)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「ファスリエフ賞」(2歳4-1組、1700メートル)。
単騎、マイペースで逃げられれば相当な能力を発揮するガッツボーイ(牡、米川昇厩舎・父スマートボーイ)の巻き返しに注目です。前走は中2週でプラス12キロと馬体重が大きく増え、中間の調教量などにいくらか懸念を抱かせる状況で出走。しかも希望する単騎逃げにはなったものの、他の先行勢もスピードを落とさず追走したことで序盤からハイペースに。本来は序盤ゆったりと出て行き、勝負どころよりも前からペースアップして後続に脚を使わせたいタイプですが、差し馬に有利な展開になり、直線で末脚を伸ばした2頭に先着されてしまいました。しかし、太め残りの馬体で、序盤からハイペースという悪条件を克服しての3着は中身の濃い結果。2走前のアタックチャレンジでは、序盤スローのマイペース逃げに持ち込み、3コーナー手前からグイグイ加速していく本来の走りで2着を7馬身もちぎる圧勝を飾りました。今回は同じ前走で差しに回って2着と結果を出したダイキンボシ(牡、角川秀樹厩舎・父ムタファーウエク)以下も競りかけてくる可能性は低そう。ならば圧勝した2走前の再現も十分ありそうです。
強敵は、今季リーディング独走の角川厩舎勢3頭ということになりそう。先行力あるブライアンズコンガ(牡・父フサイチコンコルド)に、行っても差しても競馬ができるダイキンボシ、そして追い込み強烈なノーブルブラッド(牡・父ブラックタキシード)と、異なるキャラクターを揃えて様々な作戦を敢行できる態勢。場合によっては、ガッツボーイよりも内枠に入ったブライアンズコンガを行かせて速い流れに持ち込むといった展開も考えられます。
どの馬にも勝つチャンスがありそうな組合せで、展開や先行勢のペース配分がレース結果を大きく左右することになりそうです。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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