レース展望・予想

転入初戦ズンダモチ、能力の高さ見せつけるか(門別)

2009/11/09

10日(火)のメイン第9レースは、スタリオンシリーズ「キッケンクリス賞」(C3-1組、1200メートル)。

注目の珍馬名馬がJRAからの転入初戦を迎えます。今春、京都芝1600メートルでデビューし、その名前も含めて注目を集めたズンダモチ(牡3、林和弘厩舎)です。JRAでは5、6月にそれぞれ1戦しかできませんでしたが、デビュー戦が1分35秒3の好時計で4着。勝ち馬との差は0秒6でした。そして続く中京芝1200メートルの3歳未勝利戦では1番人気の支持を受け、有利ではない8枠16番ながら、好位から脚を伸ばし、1分09秒5で3着に食い込みました。この時は勝ち馬と0秒5差でした。細々と書きましたが、つまり潜在能力はJRA3歳未勝利を十分に勝ち上がれるレベルにあると判断され、道営とJRA3歳未勝利馬との条件交流競走が行われるC2級=160万円以下より一つ下である今回のレース条件(C3級)なら、転入初戦から勝ち負けに持ち込めるとの見解です。

早いもので今季ラスト開催の前半週となり、冬休み前の最終走になる馬もいる組合せ。しかも好調馬が揃って激戦が予想されます。

近2走は内枠での出遅れが続いて本来の実力を出し切れていないミラクルフェイマス(牝3、米川伸也厩舎)や、9月以降4戦して3勝と充実の秋を迎えた3歳馬レゴンダンス(牡、高橋司厩舎)、このところのインが軽い馬場状態を利して最内枠から先行できれば一発の期待が持てるモンタナ(牝4、田部和則厩舎)らも上位争いに加わってきそうです。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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