レース展望・予想

スピード上位のアニヴェルキミコ「もみじ特別」（笠松）

2009/11/09

11月10日（火）のメイン第10レースは「もみじ特別」（B級4組(ロ)、1600メートル）です。

名古屋のアニヴェルキミコ（牝4、松本克幸厩舎）は2走前に地元名古屋で1着、前走笠松では2着と好調な走りを見せています。ともにポンとハナに立つとそのままスピードに乗って一気に押し切りを狙うレースでした。1600メートルも3勝、笠松でも3勝をマークしており、距離もコースも問題はありません。きつい同型が不在の今回、一気の逃げ込みがありそうです。

パークウイン（牝5、伊藤強一厩舎）は前走のB級4組特別で2着に追い込んできました。展開に左右される面もありますが、終いの脚は見どころがある馬。徐々に調子も上がってきただけに差し切る場面があるかもしれません。

ダイスケーズカラー（牡4、後藤正義厩舎）はそのレースで5着に敗れていますが、距離が1600メートルに延びれば末脚を伸ばしてくる可能性は十分あります。

このほか前走、会心のレースで勝利をものにしたコホウサンデー（牝6、青木達彦厩舎）やエーシンペースワン（牡4、伊藤強一厩舎）が不気味です。追ってしぶといパークセラピイ（牡4、新山廣道厩舎）と、差し堅実なエムズドリーム（牡4、山下清春厩舎）も展開ひとつで上位圏内に入ってくるでしょう。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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