レース展望・予想

距離延長でムサシボー久々の勝利へ（福山）

2009/11/07

11月8日（日）のメイン第10レースは「しずない産米・万馬券特別（A2、1800メートル）です。

ムサシボー（牡6、黒川幹生厩舎）は、今年の年明けの大レース福山大賞典の勝ち馬。その後は、長期休養もあって、その勝利以来今年は勝ち星がありませんが、ここにきて復調気配を見せています。中でも、今回と同じ距離だった前々走の秋祭り特別（A2）ではナリタブラックに続く2着と、マイル戦よりも距離が延びたほうがいい面を見せています。福山大賞典連覇に向けて、そろそろ反撃開始といきたいところでしょう。
前走のオータム特別（A2）はコスモハードリカー（牡7、堀部重昭厩舎）が着差以上に危なげのない勝利。ムサシボーとは逆に距離延長は歓迎できませんが、力関係からはここでも上位の存在。逃げ馬不在の中、マイペースで進められればアッサリも考えられます。

サムライランボー（セン7、弓削和彦厩舎）も距離延長は望むところ。早めにコスモハードリカーを競り潰す流れから、我慢比べに持ち込めればチャンスでしょう。

前走、兵庫からの転入初戦を勝利したミラクルタイザン（牡5、田代専二厩舎）は、1700メートルでも上位の実績がありますが、どちらかといえば短いほうが合いそうな印象。今回が試金石となりそうです。

（文／土屋真光）


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