レース展望・予想

復活を期す中距離の実績馬サイレンスラダメス「嘉瀬川特別」(佐賀)

2009/11/07

8日(日)メイン第9レースは「嘉瀬川特別」(A1A2級、1800メートル)。

サイレンスラダメス(牡6、吉田昭厩舎)は、1月の佐賀転入後は連対を続けていましたが、休養明け初戦の3走前で4着に敗れて連続連対が9でストップしました。その次走も8着に敗れ、佐賀転入後としては初めて勝ち馬から1秒以上の差をつけられました。しかし、距離が2000メートルに延びた前走の大淀川特別(10月24日)では、勝ったステルスグリーンに1馬身(コンマ2秒)差の2着と復調してきました。今回はオープン特別からの降級組や転入初戦馬などメンバーが揃っていますが、近走で連対実績のある馬があまりおらず、前開催の勝ち馬ステルスグリーンも不在なだけに、中距離で実績のあるサイレンスラダメスに5月以来の勝利を挙げるチャンスが巡ってきました。

カミノチカラ(牡6、吉田昭厩舎)は、8月にJRA500万円以下交流(九州産)の大隅特別(荒尾)を勝利。その後、勝ち星はありませんが、2走前の久住山特別(10月11日、1800メートル)でワンパクメロの3着など、オープンで活躍しています。今回は準オープン特別に下がり、距離1800メートルも5勝の実績があるだけに、優勝争いに期待が持てそうです。

今回がJRAから転入初戦のエアニックス(牡7、手島勝利厩舎)は、これまで芝の短距離戦を使われてきて、オープンで3着や、1600万円以下条件で2着2回、3着4回の実績を持っています。近走でも勝ち馬とのタイム差は1秒ほどにまとめており、佐賀準オープンでは力上位といえそうですが、JRAでは出走したすべてのレースが芝の1600メートル以下で、初ダート、初距離をこなせるかどうかに注目が集まります。

(文/上妻輝行)


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