レース展望・予想

昇級タガノブリオレット、シンボリブラントの争いか(園田)

2009/11/02

3日(祝・火)は全7レース制。メインの第6レースに「兵庫県産たまご特別」(B1、1400メートル・13:20発走予定)が行われます。

前走B2を勝って昇級した2頭の争いです。

タガノブリオレット(牡3、栗林徹治厩舎)はJRA時代、阪神ダート1800メートルの2歳新馬戦を逃げ切っています。その後の3走は11、13、15着に終わって、今年8月から兵庫に在籍。転入初戦はタイガーファングには完敗しましたが、2着まで伸びました。2戦目は逃げ切ったユキノジャスミンを9番手から必死に追い上げましたがクビ差だけ届きませんでした。連続2着後の前走は新馬戦を思い出させるスタートを決めました。タラリアの2番手を進んで後方から追い上げてきたスガノキングと約2ハロン併走して半馬身競り勝ちました。不安といえば連続2着に負けた1400メートルの距離ですが、1番枠から前走同様のスタートを決めて、連勝を狙います。

対するシンボリブラント(牡4、吉行龍穂厩舎)は、1400メートルで実績を残しています。JRAでは3走して未勝利でしたが、兵庫転入後、向正面から一気にマクって3歳限定戦を3連勝しています。古馬混合になって頭打ちでしたが、3走前のC1で久々、向正面一気のマクリが爆発しました。B2に昇級後もマクリ、差し切りで2、1着と好気配を続けています。B1昇級戦ですが、メンバー的には前述タガノブリオレットを除けば力上位と見ます。向正面から早め勝負が決まれば逆転も十分です。

好位で折り合ってロードフリーダム(牡5、曾和直榮厩舎)、良化の兆しがあるケンブリッジキング(牡6、森澤友貴厩舎)、テンから動いてサワノパトラ(牝5、上田二郎厩舎)などが一角崩しの候補です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑