レース展望・予想

距離短縮でテイエムジカッドに勝機「ひばり特別」(荒尾)

2009/11/02

3日(祝・火)メイン第8レースは「ひばり特別」(A級、1500メートル)。JBC場外発売のため、当日の荒尾競馬は9レース編成となっておりますので、レース番号にご注意ください。

テイエムジカッド(牡5、平山良一厩舎)は、前走の九州記念(10月15日、2000メートル)では勝ったタニノウィンザーから1秒7差の4着。3着馬サンシーズン(佐賀)からも7馬身(1秒4)の差をつけられており、優勝争いには加わることができませんでした。しかし、同レース1、2着のタニノウィンザー、テットウテツビはともに九州大賞典(11月15日、佐賀)へ登録しており今回は不在。距離もこの馬の守備範囲からは若干長かった2000メートルから、2、4走前にタニノウィンザーに勝利している1500メートルに戻る今回は巻き返しに期待できそうです。

テイエムカチボシ(牡7、平山良一厩舎)は、前走のサファイアカップ(9月27日、1500メートル)を2着にクビ差で勝利しています。しかしそのレースはA級での活躍馬があまりいないメンバー構成で、九州王冠2着などの実績を持つこの馬にとっては相手関係に恵まれた面もありました。テイエムジカッドとの直接対決では先着されているケースが多く、やや分が悪いところがありますが、2走前には勝ったテイエムジカッドからコンマ1秒差の3着に迫っており、今回もテイエム勢2頭の上位争いに期待が持てそうです。

今回はJRAからの転入初戦馬が2頭。カシノオウジャ(牡6、崎谷彦司厩舎)、シゲルカイノセ(牡6、畑田修治厩舎)ともにJRAではダート中距離で2勝を挙げています。今回の出走メンバーはテイエム勢の2頭を除けば、A級戦では勝ち馬から大きく離されている馬が多く、荒尾転入初戦から上位進出を十分狙っていけそうです。

(文/上妻輝行)


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