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レース展望・予想
ダートも大丈夫、ビービーガルダン「JBCスプリント」(名古屋)
2009/11/02
11月3日(祝・火)の第9レースは「第9回JBCスプリントJpnI」(1400メートル)です。
4年ぶりに名古屋で開催されるJBCにJRAから強力なメンバーが集まりました。フェラーリピサの出走取消は残念ですが、4頭のJRA勢はどれが勝っても不思議のない実力馬です。
なかでもビービーガルダン(牡5、JRA領家政藏厩舎)のレースぶりに注目が集まります。これまで芝のレースしか使ったことがなくダートや地方馬場の経験は皆無。勇躍、JBCに名乗りを上げましたが果たして結果はどうでしょうか。10月の中山・スプリンターズステークスGIで1センチ差の2着に惜敗したことはまだ記憶に新しいところ。芝短距離のスペシャリストとして、その地位を確固なものにしたレースでした。稽古ではダートで抜群の動きを披露しているだけに、陣営はなんの不安もないと言い切ります。実力どおりに走れば、圧勝というシーンも浮かびます。
スーニ(牡3、JRA吉田直弘厩舎)は地方競馬と縁の深い馬です。2歳時に園田、川崎でダートグレードを制し、今年に入ってからも手堅い走りを見せてきました。まだ伸びしろがある3歳馬。得意の地方コースで本領を発揮してきそうです。
アドマイヤスバル(牡6、JRA中尾秀正厩舎)も地方コースに自信を持っています。これまでJRAの重賞では善戦マンに終わっていましたが、門別・ブリーダーズゴールドカップJpnIIでは2着、そして前走の金沢・白山大賞典JpnIIIで重賞初制覇に成功しました。舞台が力のいる地方コースなら大崩れはありません。展開ひとつで勝利の栄冠にも手が届きそうです。
リミットレスビッド(牡10、JRA加用正厩舎)は地方ファンにもおなじみの馬。名古屋でもかきつばた記念JpnIIIでの好走が印象に残っています。すでに10歳ですが、まだまだ元気いっぱいの走りでファンの期待にこたえます。
地方勢ではフジノウェーブ(牡7、大井・高橋三郎厩舎)が怖い存在です。なんといっても一昨年のJBCスプリントの覇者。昨年は東京盃JpnIIを制しました。今年は4走しかしていませんが、調子自体は悪くありません。
船橋のプライドキム(牡7、川島正行厩舎)も東京盃をひと叩きして、気配は上向きです。ダートグレード3勝の底力を見せつけたいところです。
名古屋のマサアンビション(牡10、瀬戸口悟厩舎)は1400メートルがもっとも得意な距離だということは地元ファンに知れ渡っています。JRA勢を相手にどこまで意地を見せるか注目です。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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