レース展望・予想

転入初戦快勝のダイメイジュエリー「プリンセスC」(水沢)

2009/11/29

30日(月)のメイン第10レースは2歳牝馬による特別「プリンセスカップ」(1400メートル)、12頭立て。

有力各馬の直接対決があまりなく序列がちょっと難解ですが、人気を形成するのはダイメイジュエリー(村上昌幸厩舎)、ヒバリエクスプレス(熊谷昇厩舎)の2頭。

ダイメイジュエリーは北海道で1勝、2着1回、3着3回の成績で転入。初戦はスタートで後手を踏みましたが、鮮やかに直線抜け出しを決めて快勝。ハイレベルな北海道で揉まれてきた実力をマザマザと見せつけました。

対するヒバリエクスプレスは地力アップが目覚しく、目下3連勝中。父アグネスデジタル譲りなのでしょう、芝ダートを問わず快進撃を続けています。持ちタイムでは見劣りますが、勢いを重視すべきでしょう。

トーホウエンペラー産駒のトーホウデート(千葉四美厩舎)は前回好タイムで逃げ切って圧勝。近走のうっ憤を一気に晴らしました。同型の出方が気になりますが、決して逃げにこだわるタイプではなく逆転も十分。

またミスギンレイ(瀬戸幸一厩舎)はアラブの女傑ミスハクギン産駒。兄も岩手で活躍中ですし、前回は強いレースで完勝。自分の競馬ができれば好勝負に持ち込めます。

他には2カ月ぶりを叩かれたタニノギムレット産駒キモンイエロー(櫻田勝男厩舎)、ヒシミラクルの半妹リュウノオパール(新田守厩舎)も流れひとつで突き抜ける可能性もあり、興味深いメンバー構成となりました。

(文/松尾康司)


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