レース展望・予想

アサティス4連勝で重賞制覇か「九州ジュニアチャンピオン」(佐賀)

2009/11/21

22日(日)メイン第9レースは重賞「第20回九州ジュニアチャンピオン」(2歳、1750メートル、四国・九州地区交流)。

ネオアサティス(牡、真島元徳厩舎)は、5月のJRA認定新馬戦は出走取消でしたが、9月の仕切り直しのデビュー戦で2着に1秒7(9馬身)差をつける圧勝。続く2戦は1750メートルの2歳特別に出走し、いずれも2着に1秒以上の差をつける勝利で、目下3戦3勝と今年の佐賀の2歳馬の中では頭ひとつ抜けた存在です。九州ジュニアグランプリ(10月27日、荒尾1500メートル)を勝ったフレーザーハクユウは、その後大井へ転出。残念ながら直接対決は実現しませんでしたが、それだけにすでに1750メートル戦を2勝しているネオアサティスの4連勝での重賞初制覇が濃厚となったといえそうです。

ゴールドセント(牝、土井道隆厩舎)は、9月に道営から佐賀に転入。当地では4戦して2着4回と未勝利ですが、先着されたのはフレーザーハクユウやネオアサティスといった強力馬で、佐賀の2歳世代のトップクラスを追う位置につけている馬です。2走前と前走ともにネオアサティスに敗れていますが、前走は2走前よりわずかながらもタイム差を詰めてきており、さらなる躍進に期待したいところです。

ゴールドルミナス(牝、東眞市厩舎)は、8月にJRA小倉のフェニックス賞に遠征し、地方馬最先着の6着でした。前走のシリウス賞(11月1日、1750メートル)がそれ以来のレースで、ネオアサティスには4秒0と大きく離された5着でした。来年1月の花吹雪賞(3歳牝馬限定)を見据え、休養明け2戦目の今回どれだけ着差を詰めてこられるかに注目したいところです。

(文/上妻輝行)


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