レース展望・予想

北上川大賞典4着エイシンイッパツ、距離短縮で勝利なるか（水沢）

2009/11/08

11月9日（月）のメイン第10レースは「胆沢郷土資料館レース」（A級一組、1800メートル）、10頭立て。

実力伯仲のメンバーが揃いましたが、人気の中心はエイシンイッパツ（牡5、瀬戸幸一厩舎）。JRAダート3勝から笠松1勝、南関東未勝利B2を経て転入し、初戦をタイム差なしの2着にまとめ重賞・北上川大賞典へ挑戦。相手が大幅に強化されましたが、積極的なレース運びで4着健闘。守備範囲を超えた2500メートルで見せ場を十分に作りました。今回はベストの条件といえる1800メートル戦。白星を稼ぐ絶好機となりそうです。

逆転候補はダークマター（牡8、千葉四美厩舎）、トウショウアタック（牡7、平澤芳三厩舎）の2頭。

ダークマターは善戦マンを完全に返上。岩手移籍後、もっとも充実したシーズンを送っています。水沢では未勝利ですが、今の好調度をもってすればコース克服ができそうです。

トウショウアタックは前走3着。太め残りの感がありながら、しぶといレースを披露。ひと叩きされて本領発揮といきたいところでしょう。

ここならダートでも間に合うボスアミーゴ（牡5、佐藤晴記厩舎）、休み明け2戦目のサンシャインヘイロ（牡8、晴山厚司厩舎）、格上ソーユアフロスト（牡8、佐藤雅彦厩舎）、そして条件が緩和されたソフトパワー（牡7、佐藤雅彦厩舎）は一発を秘めており、波乱の可能性も十分ありそうです。

（文／松尾康司）


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