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レース展望・予想
3連覇がかかるヴァーミリアン「JBCクラシック」(名古屋)
2009/11/02
11月3日(祝・火)のメイン第10レースは「第9回JBCクラシックJpnI」(1900メートル)です。
ヴァーミリアン(牡7、JRA石坂正厩舎)は07年の大井、08年の園田とJBCクラシックを連覇しています。今年、名古屋で3連覇を果たせば、02年から04年まで3連勝したアドマイヤドンの記録に並びます。今年は6月の帝王賞JpnIで優勝を飾っています。今回はそれ以来ですが、3連覇に向けて順調に乗り込まれ直前の気配は申しぶんありません。名古屋は06年に名古屋グランプリGIIを制したコースで不安はありません。ここで勝ってダート王の地位を不動のものにできるでしょうか。
マコトスパルビエロ(牡5、JRA鮫島一歩厩舎)が今年好調です。7月の盛岡・マーキュリーカップJpnIIIで重賞初優勝を飾ると、9月の船橋・日本テレビ盃JpnIIでも優勝して重賞2連勝を果たしました。名古屋は初登場ですが、地方ダートで素質が開花しただけにドンとこいの気迫です。
ブルーコンコルド(牡9、JRA服部利之厩舎)は05年の名古屋JBCではスプリントを勝ちました。まだクラシック勝ちはありませんが、重賞11勝の実績があります。今年の走りに年齢的な衰えがあるとは思えません。崩れのない成績だけに今回も上位争い必至と言っていいでしょう。
メイショウトウコン(牡7、JRA武田博厩舎)も名古屋では昨年、名古屋大賞典JpnIIIを制しています。今年の同レースでは3着でしたが、存在感たっぷりのレースぶりでした。このメンバーに入っても力は互角と見てよさそうです。
地方勢では笠松のマルヨフェニックス(牡5、柴田高志厩舎)が一発を秘めています。一時期、調子を崩していたこともありましたが、近況3連勝と完全に復調を示しています。
ワンダースピード(牡7、JRA羽月友彦厩舎)も手堅い走りを披露しそうです。昨年の名古屋グランプリでは力の違いを見せつけ快勝しました。今年の名古屋大賞典でも2着に健闘と名古屋コースはお手のもの。自在に動ける強みもあり不気味です。
このほか、兵庫のタガノシャンハイ(牡7、碇清次郎厩舎)が間隙を突いてきそうです。
(文/中日スポーツ・外山謙一)
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