レース展望・予想

距離実績あるエムオーワンダーに挑む転入3歳勢（荒尾）

2009/11/22

23日（祝・月）メイン第10レースは「豊建設工業特選」（C級19組、1400メートル）。

エムオーワンダー（牡4、工藤榮一厩舎）は、最近では1300メートル以下のレースに出走することが多く、今回は4走ぶりの1400メートル戦となります。前回の1400メートル戦（9月26日、C級22組）では勝ち馬から1馬身（コンマ2秒）差の2着。荒尾のこの距離ではこれまで6戦して1勝、2着3回と好成績を残しています。また、近走では勝ち馬からやや離されている成績の馬が多い今回の出走馬の中で、この馬は近5走中3走で勝ち馬から1秒以内の差で走っており、昨年12月以来の勝利も十分チャンスがありそうです。

このレースにはこの秋にJRA未勝利から転入した3歳馬が3頭出走します。
シゲルカブトヤマ（牡3、畑田修治厩舎）は、荒尾での3走は先行力を発揮。2走前には勝ち馬から3馬身（コンマ6秒）差の2着に逃げ粘っています。また、テイエムアーバン（牡3、平山良一厩舎）、キャンディロック（牡3、崎谷彦司厩舎）の2頭はともにここ2走連続して2着を確保しています。
3頭のJRA転入馬は、荒尾でのレースではここまで上位を確保しているものの、いずれも勝ち馬からはやや離された成績です。ただ、相手関係はまだそれほど強化されていないだけに、ここで初勝利を挙げておきたいところです。

アングロアラブのガンバリナッセ（牝8、福島幸広厩舎）は、08年4月のサラ系編入後は4勝を挙げています。今年1月以降は未勝利ですが、2、4走前にも逃げての2着があり、先手を取れればまだまだ侮れない存在となりそうです。

（文／上妻輝行）




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