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レース展望・予想
重賞3連勝でコパノカチドキ頂点奪取か「道営記念」(門別)
2009/11/18
19日(木)、今季の道営競馬の最終レースとなるメイン第12レースは、1年を締めくくる古馬頂上決戦「第52回道営記念(シンボリクリスエス賞)」(H1、2000メートル)。
早いもので、今年の掉尾を飾る結びの一番を迎えました。JRA有馬記念GIは、その後、まだレースが行われますが、この道営記念はシーズンのラストレースとして行われ、その後、約5カ月間の冬休みに入る真の最終決戦。ファンも関係者も、今季を振り返りながら、深く大きな感慨を抱いてファンファーレを聞く、特別すぎるビッグレースなのです。毎年、関係者の誰もが心底、獲りたいと思うタイトル。今年はフルゲート16頭が揃い、コンテ&五十嵐冬樹騎手が差し切った昨年以上の激戦が期待できそうです。
中でも注目されるのは、ステイヤーズカップ→瑞穂賞という王道路線を連勝して王手をかけたコパノカチドキ(牡6、角川秀樹厩舎)です。今夏JRA1000万円以下条件から転入すると、直後の2戦は2着→3着と勝ち切れませんでしたが、環境に慣れた3戦目のオープン特別で道営初勝利を挙げると、そこから破竹の4連勝。特に近2走の重賞勝ちは、着差こそ大きくないものの、4コーナー好位から力強い末脚で確実に差し切るレースぶりと安定感抜群。崩れる不安を感じさせない走りは、多頭数の混戦においては大きなアドバンテージで、今回も勝ち負けしてくれる可能性が高そう。勝てば道営3歳以上年度代表馬確定の一戦だけに、関係者の気合も相当です。
JRA500万円以下戦を快勝して9月に転入、道営記念への出走要件を満たす経歴3戦をこなすためオープン特別を3走し、見事に3連勝を決めてきたヒロアンジェロ(牝4、田中淳司厩舎)が強敵になりそう。06年サンマルアンサー以来の牝馬Vを狙います。
3歳三冠ラストの王冠賞を圧勝し、前走古馬オープン特別も楽勝して大一番に臨む3歳馬フーガ(牡、桑原義光厩舎)も頂点に立つ資格は十分。こちらは勝てば03年ビックネイチャー以来の3歳チャンプ、そして五十嵐騎手は昨年のコンテに続く道営記念連覇となります。とにかく大注目の最終決戦、絶対にお見逃しなく!
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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