レース展望・予想

ソウルスクリーム、新馬戦以来2勝目のチャンス(園田)

2009/11/16

17日(火)のメイン第10レースに「デイリー昆陽特別」(B1、1400メートル)が行われます。

ソウルスクリーム(セン4、重畠勝利厩舎)はデビュー戦のJRA京都ダート1200メートルを逃げ切っています。500万円以下クラスでは先行力が生かせずに2ケタ着順が続きました。今年9月に兵庫に転じ5、2、2着の成績です。前走はスタートを決めて園田では初めて逃げましたが、追走したジートップキセキに直線で捕まって2馬身差をつけられました。上積み必至、前走に続いて主導権を奪い、新馬戦以来2勝目のチャンスです。

シンボリブラント(牡4、吉行龍穂厩舎)が調子を上げてきました。昨年8月のJRAから転入後3連勝しましたが、古馬混合になって勝ち星から見離されていました。差し一本の脚質だけに展開に左右される面が影響したと思います。しかし、最近はペースにも慣れてきました。4走前にC1を向正面スパートからマクリ切ってから、B2で2、1着し、B1昇級初戦の前走も2着。3コーナーで先頭に立ったケンブリッジキングにクビ差まで迫っています。早め勝負に出てソウルスクリームを脅かします。

JRAからの転入初戦2頭では先行力のあるドンアドヴァイタ(牡5、碇清次郎厩舎)のパドックでの気配に注意しましょう。10月30日の能検では1400メートルを1分36秒2でしたが、直前のレースからプラス25キロの太め残りでは仕方ないでしょう。500キロ前後に絞れていれば馬券の対象になりそうです。

追い込み馬マアーラウ(牡3、橋本忠男厩舎)に大外枠の援軍は大きいでしょう。展開がもつれると一気の浮上も一考です。

ケイプエマラティ(牡4、曾和直榮厩舎)が好位をキープすると上位争いの仲間入りです。逃げてマイペースに落とせれば警戒したいベストスクワートル(牡5、薮田辰己厩舎)も争覇圏です。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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