レース展望・予想

ノーブルシーズに新興勢力が挑む「ダイヤモンド特別」(金沢)

2009/10/31

11月1日(日)のメイン第10レースは「ダイヤモンド特別」(A1組、1700メートル)です。次回の北國王冠(11月15日、2600メートル)へ向けての前哨戦ということもあり、各馬ともリズムアップを狙ってフルゲートとなりました。

まず気になるのは春の百万石賞を勝ったノーブルシーズ(牡4、松野勝己厩舎)の仕上がり具合です。百万石賞後は激走の疲れもあって北海道へ放牧に出ていました。9月下旬に帰厩し、北國王冠を目標に乗り込んでいますが、やはりピークだった昨季に比べると馬体にまだ迫力が見られません。しかし追い切りや能検ではそこそこ動いており、もまれる心配がない外枠発走なら見せ場は作ってくれそうです。

ノーブルシーズが不在だった間に活躍している新興勢力にも目が離せません。アウロラプラネット(牝4、田嶋弘幸厩舎)は前走のA2組を控えるレースで勝ち、脚質に幅がでてきました。前走と同じ距離なら再現が狙えそうです。

転入後3戦2勝、2着1回とまだ底を見せていないタカラトゥルー(セン5、金田一昌厩舎)も圧勝した前走の内容から、ノーブルシーズが相手でもスピードは通用しそうです。

名古屋から転入してきたゴールデンミション(牡5、鷹尾雄治厩舎)が不気味です。名古屋ではA1で頭打ちの状態が続いていましたが、比較的ペースが緩い金沢なら追走に手こずることなく差し脚が発揮できそうです。

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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