レース展望・予想

切れ味光るケイエスブーケ登場「ラッキョウの花特別」（高知）

2009/10/31

11月1日（日）のメイン第10レースは「ラッキョウの花特別」（C1組選抜、1600メートル）。

牝馬らしからぬ豪快な差し脚で脚光を浴びているケイエスブーケ（牝4、雑賀正光厩舎）の登場です。以前は荒削りな面が目立っていましたが、実戦を重ねるに連れ、徐々に本格化の道をたどっています。牝馬の差し馬といえば、“一瞬のキレ”というイメージですが、この馬は牡馬顔負けのロングスパートが持ち味。その点からも、今回のマイル戦は歓迎でしょう。

同じ厩舎のルナアーケード（牝6）も魅力ある1頭。まだ馬体重が欲しい印象もありますが、地力を示す内容を残しています。こちらも距離は歓迎。同厩舎の牝馬の戦いになるかもしれません。

他では安定感あるバングラビート（牡4、打越初男厩舎）、フジヤマラミレス（セン4、打越初男厩舎）、エイシンテンドー（牡6、田中守厩舎）らも有力。地力的にはアッパークラス（牡6、東原己俊厩舎）、コスモアレックス（牡7、田中守厩舎）あたりの台頭も考えられます。

（文／サイツ）


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