レース展望・予想

相手に恵まれたダークマター（盛岡）

2009/10/25

いよいよ26日（月）で今シーズンの盛岡開催が終了。来年5月までひとまず休眠（場外発売は継続）します。メイン第10レースは「遠野物語・プレ100周年レース」（A級一組、ダート1800メートル）。

人気を集めそうなのはダークマター（牡8、千葉四美厩舎）、トウショウアタック（牡7、平澤芳三厩舎）、ケイジーウォリア（セン7、新田守厩舎）あたり。

ダークマターは今年7月まで岩手未勝利でしたが、内田利雄騎手が目覚めさせたのか8月から3勝をマーク。別馬のような鋭い動きを披露するようになりました。前走は伸びひと息で4着止まりでしたが、もともとがムラなタイプで、相手が強かったのも事実。ここは手頃な組み合わせとなり、得意コースで白星を積み重ねたいところでしょう。

トウショウアタックはJRA3勝、1000万円以下条件からの転入。うち2勝がダート1800メートルでマークしたもので、今回の条件がベスト。有力馬が前日の北上川大賞典へ回り、初戦から勝ち負けに持ち込めそうです。

ケイジーウォリアは昨年、最下級から勝ち上がって今年ついにオープン入り。さすがに楽な競馬をさせてもらえませんが、ここ2戦を1、3着にまとめ上昇ムード。本来の堅実さをここでも発揮してくれるはずです。

あとは順調さを欠いていますが、格上組サンシャインヘイロ（牡8、晴山厚司厩舎）、ショーターザトッシ（牡7、三野宮通厩舎）、マルカジーク（牡7、只野廣明厩舎）の一発も警戒が必要でしょう。

（文／松尾康司）


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