レース展望・予想

九州大賞典をめざしオープン馬が集結「雷山特別」(佐賀)

2009/10/24

25日(日)メイン第10レースは「雷山特別」(オープン、2000メートル)。11月15日の九州大賞典(2500メートル)へのステップレースで、1~3着馬に優先出走権が与えられます。

ワンパクメロ(牡6、川田孝好厩舎)は、前走の久住山特別(10月11日、1800メートル)が約6カ月の休養明けでしたが、直線入口で4番手の位置取りから脚を伸ばし、ゴール前でヘイアンレジェンドを差し切ってクビ差で勝利しました。

同レースで2着に敗れたヘイアンレジェンド(牡5、山田義人厩舎)も、向正面で一気に位置取りを上げて一旦は抜け出すレースぶり。2走前の転入初戦の勝利に続き、今後の重賞戦線での活躍に期待を持たせる走りでした。

3月の佐賀転入後、重賞のはがくれ大賞典を含む3連勝で春シーズンの主役だったアルカライズ(牡6、九日俊光厩舎)が戦線に復帰してきました。7月の吉野ヶ里記念は5着に終りましたが、佐賀では初めての1400メートル戦だっただけに、距離が3連勝した2000メートルに戻る今回は、休養明け初戦ですが注意が必要でしょう。

ギオンゴールドとミヤノオードリーの3歳馬2頭が出走してきました。
ギオンゴールド(牝、九日俊光厩舎)は、前走のロータスクラウン賞(9月22日、1800メートル)では勝ったミヤノオードリーから3秒0差の6着と、初めての大敗でした。
一方、ミヤノオードリー(牡、東眞市厩舎)は前走のロータスクラウン賞が2着に2秒0の大差をつける圧勝でした。B2級からの格上挑戦ですが、夏のJRA小倉遠征を経て力をつけてきているだけに、オープン馬相手の走りが注目されます。

(文/上妻輝行)


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