レース展望・予想

重賞連勝で道営記念に王手かコパノカチドキ「瑞穂賞」(門別)

2009/10/20

21日(水)のメイン第11レースは、伝統の中距離重賞「第42回瑞穂賞(ダンスインザダーク賞)」(H2、1800メートル)。

前走2600メートルのステイヤーズカップ(H1)で待望の初重賞制覇を飾ったコパノカチドキ(牡6、角川秀樹厩舎)が勢いに乗っての重賞連勝、そして今季ラストの大一番・道営記念制覇へ王手をかけられるか、注目されます。1番人気に推されたステイヤーズカップは、道中ゆったり構えて悠然と中団追走。4コーナー手前から押し上げ、直線入口で先行集団を完全に射程にとらえると、直線はインから鋭く脚を伸ばして、はかったように見事な差し切り勝ち。JRAでも多くの持ち馬を走らせている小林祥晃氏(Dr.コパ氏)にとっても悲願の重賞初制覇となりました。その後は他地区の地方交流重賞などには目もくれず、瑞穂賞→道営記念一本の調整。昨年はコンテでこの路線を制圧し、晴れて道営記念Vトレーナーとなった角川調教師にとっては、道営記念2連覇の偉業もかかるチャレンジで、このコパノカチドキに寄せる期待は並大抵ではありません。元JRA馬で、転入3戦目からの連勝を4に伸ばせれば、道営記念V、そしてホッカイドウ競馬3歳以上年度代表馬への道が大きく開けてくるでしょう。

多頭数で波乱含みの組合せ。休み明けで少し太かった前走を叩かれて前進必至の赤レンガ記念優勝馬モエレエトワール(牡7、村上正和厩舎)や、同じく夏のブリーダーズゴールドカップJpnII(10着)以来をひと叩きされて再上昇気配の星雲賞優勝馬ゴッドセンド(牡7、桑原義光厩舎)らも、今季重賞2勝目を決める可能性が十分にありそうです。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑