レース展望・予想

末脚確かなデルマジョン「ブルーサルビア特別」(名古屋)

2009/10/19

10月20日(火)のメイン第10レースは、JBCカウントダウン14「ブルーサルビア特別」(A級3b組、1600メートル)です。名古屋競馬で今年最大のレース、JBC競走がいよいよ近づいてきました。カウントダウンレースの数字も少なくなり、JBC開催が近いことを感じさせます。

今回は主役不在の混戦といってもいいでしょう。前回のこのクラスで2着だったのがデルマジョン(牡5、竹之下昭憲厩舎)です。末脚一本で勝負するタイプなので、展開に左右される面は否めませんが、前走は鋭い末脚を披露して2着に突っ込んできました。それまでも、直線ではそれなりに追い上げていただけに、10番人気の評価は低すぎたかもしれません。今回は人気を上げての登場です。リズムアップしてきただけに差し切りがありそうです。

シルクトワイライト(セン5、川西毅厩舎)はA級に上がってから3、4着の成績です。オープンで差のないレースをしていた実績から見て、まだ本調子というわけにはいきませんが、1戦ごとに状態が上向いてきた感じです。実力どおりに力を発揮すれば、このメンバーなら、あっさり抜け出してもおかしくありません。

メイショウゴーオン(牝8、瀬戸口悟厩舎)は手堅さが身上。8歳牝馬で上積みは薄いですが、しぶとい末脚を見せて、ここ2走は2、3着と好走しています。今回も流れ次第で首位争いに加わってくるでしょう。

キラメキパスワード(牝6、田中敏和厩舎)は名古屋転入後5、2着です。前走は笠松で見せ場を作りました。1戦ごとに調子を上げており今回は勝機十分です。

タイショウロマン(牝5、新山廣道厩舎)も大崩れが少ないタイプです。先行して、直線でしぶといところを見せてきました。スムーズに流れに乗れば、連対圏内に入ってくるでしょう。

このほか笠松のワイルドライフ(牡7、鈴木良文厩舎)や、先行すると粘りを発揮するハクシンフリーダム(牡6、瀬戸口悟厩舎)ら伏兵陣も多彩な顔ぶれが揃っています。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


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