レース展望・予想

トップハンデでもカネサブラック「岩見沢記念」（ばんえい）

2009/10/17

10月18日（日）のメイン第11レースには重賞「第45回岩見沢記念」が行われます。今年で45回を数える伝統の重賞競走。

基礎重量840キロ（牝馬20キロ減）から本年度の収得賞金120万円につき10キロ増となる別定戦で、カネサブラック（牡7、松井浩文厩舎）が、850キロでハンデ頭となります。

そのカネサブラックは、岩見沢記念の前哨戦・野菊特別がばんえいグランプリ以来の休養明け初戦でしたが、2着馬ホクショウダイヤ（牡6、松井浩文厩舎）に9秒3差をつけ勝ち、その強さを見せつけました。今回は他の有力馬とは10キロ差となりますが、本馬場の砂の入れ替えで道中十分息が入る展開となりそうなだけに、障害もうまく切れそうです。

相手の筆頭は、同じ松井厩舎の牝馬フクイズミ（牝8）。連日、調教に余念がありません。前走野菊特別はハイペースで持ち前の末脚が不発に終わってしまいましたが、展開次第では逆転も十分考えられます。

（文／小寺雄司）



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