レース展望・予想

力量上位のキングスゾーン「トルマリンオープン」(名古屋)

2009/10/14

10月15日(木)のメイン第9レースは「トルマリンオープン」(A級1組、1800メートル)です。6頭立てと頭数は少なくなりましたが、粒ぞろいのメンバーでレース自体は白熱したものになりそうです。

キングスゾーン(牡7、原口次夫厩舎)は前走の盛岡・OROカップでは4着。芝のレースに替わって変わり身を示した感じがありました。芝の適応能力は高そうです。名古屋のエースとして今年も重賞路線を突っ走りました。白星を飾ったのは1月のマイル争覇と6月の水沢・みちのく大賞典の2回。この成績がいいのか悪いのかは微妙ですが、力そのものはまだまだ衰えを見せていないといっていいでしょう。今回のメンバーに入れば、負けられないところです。

サンキストゴールド(セン5、藤ケ崎一男厩舎)は前走のオープン特別で勝利をものにしています。ウイニングウインドを破ってのものですから価値があります。この勝利をきっかけにしてこれから重賞戦線に殴り込みをかけます。そのためにもここでヘタなレースは見せられません。

笠松のエイシンラージヒル(牡7、伊藤強一厩舎)は転入戦の前走で5着でした。JRAで5勝をマークした実績はここでは光っています。ひと叩きして、今回は上積みが見込めるだけに不気味です。

ノゾミカイザー(牡4、錦見勇夫厩舎)は前走サンキストゴールドと差のないレースをしています。底力ではこちらのほうが上の存在。スムーズに追走できれば今回も大崩れはないでしょう。

荒尾から移籍してきたケイウンヘイロー(牡6、戸澤肇厩舎)は当地では7、2、7着の成績です。なんといっても通算33勝を誇る実力馬。前走は息がもちませんでしたが、この走りだけでは見限れません。動きは悪くないだけに見直しが必要です。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑