レース展望・予想

荒尾の中距離実績馬に佐賀サンシーズンが挑む「九州記念」(荒尾)

2009/10/14

15日(木)メイン第10レースは重賞「第20回九州記念」(2000メートル、九州地区交流)。今年は佐賀からの遠征馬1頭と荒尾所属馬9頭の争いとなりました。

サンシーズン(セン7、佐賀・西久保政等厩舎)は、JRA所属時には主にダート中距離戦を使われていました。7月の佐賀転入後は1400メートル戦を2戦して勝ち馬から1秒以上の差をつけられていましたが、距離が1800メートルに延びた前走の脊振山特別(佐賀、9月23日)ではヘイアンレジェンドの1馬身半(コンマ3秒)差の2着に浮上してきました。

一方の荒尾勢もメンバーが揃いました。

タニノウィンザー(牡5、頼本盛行厩舎)は、昨年12月の肥後の国グランプリと今年3月のファン選抜大阿蘇大賞典の2000メートル重賞を連勝。その後は1500メートル以下の距離にも対応をみせ、A級戦で6勝を挙げています。

テットウテツビ(セン8、崎谷彦司厩舎)は昨年の九州記念の勝ち馬です。その後も11月の九州大賞典(佐賀2500メートル)や1月のA級戦・荒尾金盃(1900メートル)でともに3着など、中長距離戦ではオープン馬と互角の走りを見せていました。5月の戦線復帰以降はC級1組やB級で短距離戦への出走が続いていますが、近走は5戦連続連対中と好成績を残しており、タニノウィンザー同様に距離が延びてのさらなる躍進に期待が持てそうです。

テイエムジカッド(牡5、平山良一厩舎)は、荒尾転入後は短距離のA級戦で4勝を挙げています。中距離戦は1900メートル戦を1走のみ(4着)ですが、JRA所属時にダート中距離戦を多数経験しており、今回の距離への対応も十分に可能でしょう。

(文/上妻輝行)


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