レース展望・予想

二冠馬カラテチョップの相手探し「コウノトリ賞」(園田)

2009/10/13

14日(水)のメイン第10レースにハンデ重賞「第2回コウノトリ賞」(3歳、1700メートル)が行われます。

 カラテチョップ(牡、寺嶋正勝厩舎)は2歳時の園田ジュニアカップはゴール寸前で逆転され2着と惜敗しましたが、3歳になっての菊水賞、兵庫ダービーを制しています。そして、前走の大井・黒潮盃は、船橋のツクシヒメ、川崎のブルーヒーローに続き3着でしたが、上がり3ハロン38秒2は1番時計でした。その後は夏休みに入り、10月5日の能検では、やや太め残りでしたが1200メートル1分17秒5を計時しました。直前に長めを馬なりで追ってここに挑みます。仕上がりの早いタイプだけに2カ月余ぶりも心配ありません。また、ハンデ頭57キロですが、他馬との比較からも有利だと思います。

 今回が3歳一線級との初対戦ですが、キタイセユニバース(牡、松浦正勝厩舎)を相手筆頭に置きます。今年3月のデビューから11戦連続連対(うち7勝)中です。前々走のJRA3歳未勝利との交流戦・三室山特別を差し切りました。続く初の古馬相手のB1特別でも1番人気のサンライトハーバーなどを一蹴しています。55.5キロですが、未知の魅力が一杯です。

 園田ジュニアカップでカラテチョップを差し切ったタマモリターン(牡、荒山義則厩舎)が実績では次位です。前走古馬A2は1400メートルの速い流れのため3着でしたが、3走前には同じA2でも1700メートルを差し切っています。56キロですが、古馬対戦で力をつけているだけに末脚は脅威です。

 先に動いて菊水賞でクビ差、兵庫ダービーでは追い込んで半馬身差と、ともにカラテチョップに惜敗したキヨミラクル(牡、森澤憲一郎厩舎)も56キロです。1キロ差を生かして逆転を狙います。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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