レース展望・予想

トコナツら準オープンの強豪が集結「緑川特別」(佐賀)

2009/10/11

12日(祝・月)メイン第9レースは「緑川特別」(A2A3級、1800メートル)。

トコナツ(牝5、山田義人厩舎)は、A3級昇級初戦がオープン特別の開聞岳特別(9月6日、1750メートル)でしたが、ゴール直前でトモトモトカチを差し切って勝利しました。続く前走の志布志湾特別(9月21日、1750メートル)でも直線で抜け出したキンノトウに激しく迫り半馬身(コンマ1秒)差の2着と、A級でも安定感のある走りを見せています。

キンノトウ(セン5、三小田幸人厩舎)は、安定した先行力を武器にA級入り後も上位入着を重ね、前走の志布志湾特別で準オープン特別初勝利を挙げました。今回はA3級からA2級に昇級しての一戦で、負担重量が前走より1キロ増となり、他馬にも逆転のチャンスは十分にありそうです。

一方、前走の開聞岳特別で4着に敗れたマイネルミステリオ(牡5、山田義人厩舎)は、前開催のA2級からA3級に降級して負担重量が1キロ減となり、巻き返しに期待がもてそうです。

脊振山特別(9月23日、1800メートル)を4着のステルスグリーン(牡6、東美義厩舎)と志布志湾特別を4着のサイレンスラダメス(牡6、吉田昭厩舎)の2頭は、前走が休養明け初戦でした。ともに準オープン特別では十分な実績を持つ馬だけに、休み明けを1度使われての上積みには十分な警戒が必要でしょう。

そのほか、今年4月以降10戦連続で掲示板内を確保しているマイネルポポラーレ(牡7、西岡龍三厩舎)や、鞍上に荒尾の岩永千明騎手を配して52キロでの出走となるメイショウソルテ(牝5、東眞市厩舎)など、準オープンの強豪が揃った興味深い一戦となりました。

(文/上妻輝行)


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