レース展望・予想

前哨戦快勝のユメノツヅキヲ「区界賞」(盛岡)

2009/10/10

■前哨戦快勝のユメノツヅキヲ「区界賞」(盛岡) 11日(日)メイン第10レースはC1級馬による芝1700メートル戦「区界賞」、12頭立て。今シーズンの盛岡開催も残り少なくなりましたが、自慢の芝レースを十分に堪能してください。

直結するレースは前開催に同じC1級で行われた芝1600メートル戦・南昌山賞で、上位3頭がエントリーしました。

中でも注目一番手は優勝馬ユメノツヅキヲ(牝5、小林義明厩舎)でしょう。JRA3歳新馬戦(中山芝1600メートル)で2着に入り、2戦目の東京芝1600メートル戦を快勝。南昌山賞ではその芝適性ぶりを存分に発揮。中団のインでじっくり待機し、直線で追い出すと矢のように反応し、抜群の切れを披露しました。2着グリーントマト(牝6、佐々木由則厩舎)、3着マイネクリスティナ(牝4、三野宮通厩舎)もここを狙っての出走です。

しかし転入初戦をケタ違いの強さで快勝したマルブツワーキング(牡3、小西重征厩舎)、ポアントゥブルボン(牡3、櫻田浩樹厩舎)はアッサリ逆転首位の可能性が十分あります。

マルブツワーキングはJRA未勝利でしたが、ダート1400メートル戦で3着入線。その実績はダテではなく、前走は出遅れを喫しながらも豪快なマクリを決めて圧勝しました。一方のポアントゥブルボンは前走好位2番手から鮮やかに抜け出して完勝。岩手で素質が一気に開花しそうな予感を与えました。両馬とも芝実績が低く、盛岡芝が合うか未知数ですが、いずれも初戦の強さは際立っていました。

他にも芝では1勝、3着2回と自信を持っているダイショウローズ(牝5、田村光則厩舎)、底を見せないマイネルジーニアス(牡3、吉田司厩舎)も侮れず激戦が期待できそうです。

(文/松尾康司)


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