レース展望・予想

距離延長でパワフルウッズ「サラブレッド大賞典」(金沢)

2009/10/10

金沢競馬3歳重賞路線の最後の一冠「第44回サラブレッド大賞典」(1900メートル)が、11日(日)のメイン第10レースに行われます。昨年このレースを勝って三冠を達成したノーブルシーズのような抜けた存在がいない今年の3歳勢だけに、3歳チャンピオンの座をかけて今回も激戦となりそうです。

どのメンバーも初めての距離となりますが、距離が延びることで優位になりそうなのはパワフルウッズ(牡、高橋俊之厩舎)です。父ダンスインザダークの影響なのか距離が延びた方が危なげない勝ち方をしています。MRO金賞で4着と今回の顔触れの中では最先着しており、地元馬同士なら勝機はありそうです。

MRO金賞では地元の大将格として期待されたヒカルサプライズ(牡、佐藤茂厩舎)ですが、結果は8着と力を出し切れませんでした。しかしその後は連続2着と巻き返しています。直線勝負のタイプだけにどうしても展開に左右されやすいですが、距離が延びることで先行勢が崩れる展開になれば、一気に追い上げてくるシーンは考えられます。

北日本新聞杯を勝っているエムザックローマン(牝、金田一昌厩舎)も意地を見せたいところです。東海ダービー後は古馬A級に組まれて苦戦が続いていますが、久々の同世代相手なら見直しは必要です。

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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