レース展望・予想

久々の重賞勝ちなるかマサアンビション「スプリント」(笠松)

2009/10/08

10月9日(金)のメイン第11レースは重賞「第10回スプリント」(SP3、1400メートル)です。

名古屋のマサアンビション(牡10、瀬戸口悟厩舎)はここ3走、A級1組戦で他を寄せつけず3連勝を飾っています。10歳馬とは思えない豪快な走りを披露。ますます調子を上げてきた感じがあります。1400メートルはこの馬がもっとも力を発揮する距離。いまの調子なら久しぶりに重賞を勝ち取る好機といっていいでしょう。

不気味な存在なのが、今回笠松に初お目見えするロードクルーザー(牡5、後藤保厩舎)です。JRAで4勝をマーク。昨年の12月には1000万円以下条件で勝利を飾っています。今回はそれ以来のレースになりますが、仕上がりは悪くありません。JRA時は短距離を中心に活躍してきました。まだ5歳馬ということで伸びしろもありそう。どんなレースをするか楽しみです。

エイシンハンコック(牡6、伊藤強一厩舎)も評判どおりの強さで笠松初戦をものにしました。スタートにやや難がありそうですが、スピードに乗ったら速さで決着をつけられる力があります。叩き2走目で気配もアップしています。

ハードインパルス(牡5、今津勝之厩舎)も好調をキープしており一発がありそうです。前走の金沢・オータムスプリントカップでも差のない2着に健闘しています。オーメドック(牡6、柳江仁厩舎)もオータムスプリントカップは出遅れが敗因で力の差はあまりありません。引き続き状態面がいいので巻き返しがあるかもしれません。

このほかでは、追ってしぶといハンティングデール(セン4、角田輝也厩舎)やひと叩きしたマイネルラファエロ(牡8、青木達彦厩舎)、徐々に上向いてきたカセギガシラ(牡9、井上孝彦厩舎)、手堅いケイアイカルディナ(牡6、森山英雄厩舎)ら伏兵陣も力のある馬が揃いました。

(文/中日スポーツ・外山謙一)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑