レース展望・予想

実績上位のジョリーズマスク「荒尾梨特選」（荒尾）

2009/10/07

8日（木）メイン第10レースは「荒尾梨特選」（C級8組、1500メートル）。

　ジョリーズマスク（牝6、福島幸広厩舎）は、ここ4走で3連対と好調です。安定した先行力を持っており、今年はここまで主にC級8、9組で出走し、全レースで掲示板内を確保し4勝を挙げています。実績面では今回のメンバーで上位といえるでしょう。

　コスモベリッシマ（牝3、工藤榮一厩舎）は、3走前のC級10組（9月10日）で逃げ切り勝ちを収めました。その後はC級1けた組番のレースを走り、前走のC級8組（9月27日）でも逃げを打ち、2番手につけていたダイメイナツコなどに差し切られたものの、コンマ4秒差の3着に踏みとどまっています。

　両馬の他にも、テイエムブラボー（牡3、平山良一厩舎）やチャコノディーバ（牝3、幣旗吉昭厩舎）など、先行して良績のある馬が揃っており、スタート後の位置取り争いはみどころとなりそうです。

　一方、ラストスパート（牡4、工藤榮一厩舎）は、このところ、勝ち馬から1秒以上の差をつけられるレースが続いていましたが、ここ2走は先行馬を差し切って2連勝しています。今回はC級1けた組番への初出走となりますが、前の位置取り争いが激しくなるようだと、この馬の差し脚の出番も十分に考えられるでしょう。

　スリーディーエア（牝5、工藤榮一厩舎）は、6走前のC級9組（7月30日）での勝利以降は3着が最高着順ですが、この期間はC級5、7組への出走でした。前走こそ2秒7差と大きく離されましたが、それ以外の4走は勝ち馬から1秒以内の差に収めています。組番が下がった今回は巻き返しに注意が必要でしょう。

（文／上妻輝行）


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