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レース展望・予想
園田交流戦連勝を狙うJRAサマーファインデイ(園田)
2009/10/20
21日(水)のメイン第10レースにJRA交流「夢前川特別」(JRA500万円以下・地元A1以下、1400メートル)が行われます。
JRA勢6頭中4頭が休み明け初戦です。その中から前走4月の園田・加古川特別で通算2勝目をマークしたサマーファインデイ(牝4、JRA宮徹厩舎)に期待します。初勝利はデビュー3戦目の阪神芝1400メートルで、2番手を進んで差し切っています。6戦目からダート路線に変更し、500万円以下クラスで2着1回、3着2回が残っています。初めての地方コース挑戦だった前走は、2番手を進んで3コーナーで先頭に立ち、地元ホールドマイラヴの追撃を1馬身抑えました。その後は1000万円以下クラスを使わず休養に入り、500万円以下クラスに降級。今回、交流戦の連勝を狙います。前走と同じく地元兵庫の川原正一騎手とコンビを組みます。相手比較からも有利な戦いでしょう。前走と同じようにテンから動いて早め勝負に出ます。
休まず使われている2頭では笠松で2勝をマークしてJRAに帰ってきたデルマリゲル(牡4、JRA牧浦充徳厩舎)が上位でしょう。500万円以下クラス2戦目の前々走(JRA札幌ダート1000メートル)では4コーナーで4番手まで上昇し、結果は8着も勝ち馬とは0秒5差でした。そして、前走門別の交流戦では中位から2着まで伸びています。地方コース慣れしているうえに小牧太騎手の手綱で、積極的なレースなら逆転もありえます。
1000万円以下クラスからの降級馬オウシュウバラッド(牡4、JRA柴田光陽厩舎)、約2年ぶりも新馬勝ちの実績があるジャイアントラック(牡5、JRA武藤善則厩舎)などが続きます。
地元馬では前走A2を差し切って再びA1に昇級したマイシスドリーム(牡5、柏原誠路厩舎)がJRA勢に挑みます。先行力もあるので、ハナを切ればおもしろい存在です。久々を叩いたマグマサイン(牡9、田中道夫厩舎)が変わり身必至です。
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)
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