レース展望・予想

サンライズC6着の地力、差し切るかニヨドサンデー(門別)

2009/10/28

29日(木)のメイン第10レースは、スタリオンシリーズ「ファルブラヴ賞」(2歳4-1組、1700メートル)。
厩舎関係者らが“オープン下”と表現する2歳の条件クラスが、この4-1組。JRAでは2歳500万円以下にあたります。

その条件競走に、重賞サンライズカップ(門別1700メートル)で6着と健闘したニヨドサンデー(牡、原孝明厩舎・父マーベラスサンデー)が確勝を期して出走してきました。前走も同じ条件のウィナーズチャレンジ競走に出走し、勝ったモエレスターレットをわずかクビ差捕らえ切れずの2着でしたが、これは追い込み馬ゆえの惜敗。この条件ならいつでも勝ち上がれるという能力レベルを改めて示しました。

今回は、なにがなんでもハナを切りたいダイキンボシ(牡、角川秀樹厩舎・父ムタファーウエク)やガッツボーイ(牡、米川昇厩舎・父スマートボーイ)、そして2、3番手追走を狙うブライアンズコンガ(牡、角川秀樹厩舎・父フサイチコンコルド)らが揃って内枠に入り、序盤から速めに流れる可能性も十分。そうなれば、ニヨドサンデーにとっては今回もおあつらえ向きの展開になりそう。末脚全開の強烈な追い込みを見せてくれそうです。

逆に、ガッツボーイが2番手に控えるなどで序盤からすんなり隊列が決まってしまえば、ダイキンボシのマイペースになって、行った行ったの展開になる可能性も出てきます。こうした真逆の展開になった場合には、上記先行3頭が上位に残る結果もありえますが、戦歴が教えるとおり、ニヨドサンデーはみずからマクって動いていくこともできる自力勝負型の追い込み馬。後方のまま、見どころなしの惨敗という懸念は少ないといえそうです。

(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)


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