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レース展望・予想
末脚切れるマサノディフィート「サッポロクラシックC」(門別)
2009/10/19
20日(火)のメイン第11レースは、未来優駿2009「サッポロクラシックカップ」(2歳オープン、1200メートル)。2歳トップ級を争うスプリンターが顔を揃えました。1着賞金300万円の魅力あるレースだけに、特に内枠に集中した逃げ候補が、序盤から激しい先行争いを繰り広げることも十分考えられます。長い直線の門別だけに、ゴール前で二転三転の展開になる可能性も十分でしょう。
展開面から注目されるのがマサノディフィート(牡、堂山芳則厩舎・父ゴールドヘイロー)です。出遅れながら強烈な末脚で僅差2着に突っ込んだ重賞イノセントカップ(8月12日、1200メートル)を機に追い込みキャラを確立しました。そのイノセントカップでは、離れたシンガリから、デビューから3連勝で初重賞勝ちを決めたミラクルエースにクビ差まで迫っての2着。その後、距離不足の1000メートルのオープン特別でも直線だけでナンテカ(川崎・鎌倉記念を勝って5戦4勝)の3着に追い込むと、続く1700メートルのオープン特別でも早めに差を詰めて2着を確保しました。ここは現時点での最適距離と思われる1200メートルで、しかもテンからビュンビュン行くスピードタイプが内枠に揃ってハイペース必至。前崩れの展開になれば、直線一気の鬼脚でまとめて面倒をみるシーンが見られるかもしれません。展開に左右される面は否めず、買い被れないタイプですが、注目してみる価値は十分でしょう。
まさに素質馬揃いの組合せ。前走サンライズカップで2、3着のモエレクリューガー(牡、堂山芳則厩舎・父ゴールドヘイロー)、ニューブラウン(牡、田中正二厩舎・父マーベラスサンデー)をはじめ、1200メートルのデビュー戦で2着を1秒9もちぎる好時計で圧勝した高素質馬バックアタック(牝、村上正和厩舎・父アグネスデジタル)、イノセントカップで上記マサノディフィートとタイム差なしの3着に食い込んだモエレデフィニット(牡、村上正和厩舎・父マジックマイルズ)ほか、有力候補は五指に余ります。
(文/日高軽種馬振興対策推進協議会・神谷健介)
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