レース展望・予想

春の3歳二冠上位馬vsロードカイザー(盛岡)

2009/10/17

18日(日)メイン第10レースは不来方賞トライアル「クリスタル賞」(3歳、ダート1800メートル)。久々に3歳馬が同世代限定戦で争います。

焦点は岩手クラシックで上位争いを演じてきたダンストンジール(牡、村上実厩舎)、トキワノマツカゼ(牡、村上昌幸厩舎)vs中央未勝利から衝撃の岩手デビューを飾ったロードカイザー(牡、櫻田勝男厩舎)。この激突が見ものとなります。

ダンストンジールは岩手版皐月賞・阿久利黒賞は3着でしたが、続く七時雨賞でマヨノエンゼルを破る金星を挙げました。また6月のウイナーカップも制し特別2勝目をマーク。古馬編入後は足踏みが続いていますが、3歳同士の戦いに戻って反撃に転じたいところです。

トキワノマツカゼは阿久利黒賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップの二冠で2着。マヨノエンゼルに次ぐ実力を誇示しました。今回は8月9日のサファイア賞以来の実戦ですが、乗り込み万全。いきなりのシーンも十分ありえます。

対するロードカイザーは中央未勝利ながら中山芝2000メートルで2着や、JRA札幌ダート1700メートルでも4着の実績がありB2で通用することは確実でしたが、初戦でなんと2着に2秒0の大差をつけて圧勝。しかも盛岡ダート1600メートルで1分40秒を切る破格のタイムをマーク。もちろん今回のメンバーで1分39秒9の持ちタイムがある馬は1頭もいません。

あとは堅実さを身上とするクラサッキー(牡、葛西勝幸厩舎)、スンナリ逃げるとしぶとさを発揮するアンダージョイナー(牝、伊藤和厩舎)も軽視できません。

(文/松尾康司)



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