レース展望・予想

無傷の3連勝フィオーレハーバーが断然「兵庫若駒賞」(園田)

2009/10/28

29日(木)のメイン第11レースは重賞「第2回兵庫若駒賞」(2歳、1400メートル)。未来優駿2009の第5弾として行われます。

デビューからすべて逃げ切りで3連勝中のフィオーレハーバー(牡、平松徳彦厩舎)が抜けた存在です。初戦のファーストトライは大外からスタートで鋭く飛び出し主導権を奪い、3コーナーでは外からシリアスナンバーが迫るも、直線を向くと一気に7馬身差をつけました。2戦目も同じようなレースで、ツバサファントムを5馬身ちぎりました。そして前走は2番手以下を引き離し、直線入口で平岩潤一騎手が気合いを入れるため肩ムチを入れるとグーンと伸びて馬なりでゴール。2着ツバサテイオーには1秒7の大差をつけました。スタートしてから二の脚が速く、主導権を奪って一気に逃げ切ってしまった過去3走では他馬を寄せつけませんでした。

興味は連争いに絞られます。タガノの2頭を上位に置きます。

タガノパンデミック(牡、碇清次郎厩舎)はJRA遠征経験が大きいです。ファーストトライを快勝後の前走は阪神・ききょうステークス(芝1400メートル)に挑戦し、中位を進んで11着でしたが、勝ち馬とは1秒1差でした。

タガノバロット(牡、國澤利照厩舎)は820メートルのファーストトライで、逃げたオキナワノペガサスを直線あっさりと捕まえています。ややレース間隔があきましたが、直前はオーナー所有の育成牧場で乗り込み十分です。

前々走セカンドトライをマクリ切ったフウリンカザン(牡、中塚猛厩舎)、前々走園田プリンセスカップで中位から伸び3着のサイバーモール(牝、橋本忠男厩舎)などが差なく続きます。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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