レース展望・予想

佐賀2歳特別圧勝のフレーザーハクユウ「九州ジュニアGP」(荒尾)

2009/10/26

27日(火)メイン第10レースは未来優駿2009の第4弾となる重賞「第30回九州ジュニアグランプリ」(2歳、1500メートル・九州地区交流)。

佐賀のフレーザーハクユウ(牝、東眞市厩舎)は、デビューから3走目のJRA認定未勝利戦を勝利後、JRA小倉のフェニックス賞(芝1200メートル)でも勝ち馬から1秒7差の7着とまずまずの成績を挙げています。前走の佐賀2歳特別・アルデバラン賞(10月4日、1400メートル)では2着に5馬身(1秒0)の差をつける圧勝。佐賀勢3頭の中では抜群の実績を持っています。

佐賀勢の残り2頭、ケイエムサンクス(牡、三小田幸人厩舎)とエンデバーマンボ(牡、九日俊光厩舎)も近2走を連勝しての参戦で、佐賀勢の上位独占も十分に考えられそうです。

一方の荒尾勢は前哨戦の若駒特別(9月26日、1400メートル)を勝って目下3連勝のワンウェイと、同レース2着のサチノタイヨウを欠くメンバー構成となりました。

レッドエンゼル(牡、松島壽厩舎)は、デビュー戦のJRA認定新馬戦で2着に8馬身(1秒5)の差をつけ勝利しました。その後はJRA小倉のひまわり賞(2歳九州産オープン)を目指すプランもありましたが休養入り。前走の2歳平場戦(10月15日)が約2カ月ぶりの復帰戦となりました。そのレースで、JRAから転入2戦目のヴォータン(牡、工藤榮一厩舎)に2秒6もの大差をつける圧勝。2戦2勝の成績でここに駒を進めてきました。2戦ともに圧勝とはいえ、荒尾2歳上位馬との対戦もあまりないだけに過信はできませんが、佐賀勢相手に好走して、来年の九州産馬交流のたんぽぽ賞路線へ向けて弾みをつけたいところです。

(文/上妻輝行)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑