レース展望・予想

重賞連勝でビッグバンが北海道2歳優駿に王手か「サンライズC」(門別)

2009/10/06

7日(水)のメイン第11レースは、2歳重賞「第9回サンライズカップ(ハーツクライ賞)」(H3、1700メートル)。
11月5日に行われる北海道2歳優駿JpnIII(門別1800メートル)への優先出走権がかかるレースです。
昨年まではこのレースが旭川1600メートルで、北海道2歳優駿は門別1800メートルないし札幌1700メートル。本番でホッカイドウ勢が活躍したとしても、サンライズカップの上位馬とは別の馬が勝ち負けすることもありましたが、今年は施行条件的に、ここの結果が本番に直結する可能性が十分。例年以上に見逃せない一戦といえそうです。

中でも注目されるのは、前走、夏の暫定王者決定戦・ブリーダーズゴールド・ジュニアカップ(H1、門別1800メートル)を4馬身差で圧勝したビッグバン(牡、角川秀樹厩舎・父ネオユニヴァース)でしょう。その時の2着馬オノユウは栄冠賞&フローラルカップを快勝し、地元では6戦4勝、2着2回とオール連対の女傑候補。その馬に決定的な差をつけての圧勝で、今後の夢が大きく広がる走りでした。ここも勝って、北海道2歳優駿で真のチャンピオンの座に就く可能性も十分ありそうです。

もう1頭の注目馬は、新馬戦(門別1200メートル)で2着を2秒2もちぎる、衝撃のデビューを飾ったキャニオンショット(牡、米川伸也厩舎・父アッミラーレ)。新馬戦を勝ち上がったばかりの2戦目がいきなり重賞で、しかも北海道2歳優駿のトライアル。格段の相手強化に加えて、距離延長で初めての1700メートル。いくら素質馬といえども、条件は相当厳しいわけですが、この馬にはそんな高い壁もアッサリ越えてしまいそうな雰囲気があるのは確か。このレースを勝ってしまうようなら、末恐ろしい大器ということになるわけですが、そんな規格外の大物誕生のシーンが見られるかもしれません。

(文/日高軽種馬推進協議会・神谷健介)


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