レース展望・予想

スピード上位ロードグリン2連勝なるか（名古屋）

2009/10/13

10月14日（水）のメイン第10レースは「きんもくせい特別」（A級2組、1600メートル）です。

　ロードグリン（牡4、竹下直人厩舎）は前走のA級2組特別で危なげなく逃げ切っており、近況の安定した走りは文句なしです。今回は距離が1600メートルに延びますが、この距離も6勝を飾っています。強力な同型も不在となれば、今回もマイペースの逃げで押し切り十分。いまの状態なら2連勝の期待が高まります。

　ツルマルツイモツイ（セン6、藤ケ崎一男厩舎）は鋭い末脚が持ち味。ここ2走は1400メートルの距離がやや合わなかったかもしれません。1600メートル戦なら豪快に決める場面がありそうです。

　マジックポー（牡6、角田輝也厩舎）は休み明けの前走は9着に大敗しましたが、春先の勢いが戻ればここでも突き抜けるパワーは備わっています。上積み十分の今回は変わり身を警戒したい1頭です。

　手堅いケイアイフウジン（牡7、錦見勇夫厩舎）も押さえに必要でしょう。

　このほか今回が転入初戦になるラブエッセンス（牝4、田中敏和厩舎）、レオパードクリーク（牡4、角田輝也厩舎）も軽視はできない存在です。条件が楽になったシーグランジャー（牡7、斉藤弘光厩舎）も流れ次第で上位争いに加わってきそうです。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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