レース展望・予想

ラッキーガーデンを筆頭に地元勢有利「園田プリンセスC」(園田)

2009/09/23

24日(木)のメイン第10レースに重賞「第11回園田プリンセスカップ」(2歳牝馬、1400メートル、JRA阪神ジュベナイルフィリーズJpnIステップ地区代表選定)が行われます。

兵庫にサラブレッドが導入された99年に始まって、05年に重賞へ格上げされました。過去10回で地元馬が9勝しています。キャリアの少ない2歳牝馬のレースだけに、ホームの利があります。

遠征馬3頭(金沢2頭、笠松1頭)を迎えますが、今年も地元勢が優位。その筆頭はラッキーガーデン(森澤友貴厩舎)です。軽い馬場だった初戦のファーストトライ(JRA認定初出走)は2着。追走してきたハイパーフォルテに直線であっさりと捕まってしまいましたが、3着以下には大差をつけました。距離が延びた2走目は好位を進んで4コーナー先頭から押し切りました。そして、前走のセカンドトライ(JRA認定未勝利)は好位の内で辛抱し、直線を向いて抜け出しました。あえて砂をかぶるレースをした効果が、初の重賞レースで出ると思います。420キロ台で2走、前走は413キロと小柄な馬ですが勝負根性がありそうです。

初戦勝利後の2走目は初距離で、牡馬相手に4、5着に敗れたアートオブビーン(野田学厩舎)、ホクセツロマン(田中範雄厩舎)の変わり身必至です。

アートオブビーンはスタートがカギです。初戦は大外枠を引いて大きな影響はありませんでしたが、2走目は3番枠だけに後方からの競馬になってしまいました。

一方のホクセツロマンは前走、好位を進んで直線ひと息でした。距離2走目で折り合えば大飛躍がありそうです。

2戦目から連勝中のオンワードキラ(野田忍厩舎)、ファーストトライを逃げ切ったバージンバラード(平松徳彦厩舎)が続きます。

遠征勢では金沢で五分のレースをしているクラピカンハマー(宗綱泰彦厩舎)、スマートパワー(松野勝己厩舎)両馬が前述した地元勢にどこまで迫れるでしょうか。

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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