日、月、火曜日の3日間連続で開催されている今週の金沢競馬。24日(振・月)は最終第10レースで争われる「第28回金沢ヤングチャンピオン」(2歳、金沢競馬場1700メートル)がメインカードで、石川テレビ杯とネクストスター金沢を逃げ切って重賞2連勝中のエムティジークが初めての1700メートル戦でも連勝が伸ばせるか注目を集めます。 ◎3 エムティジーク(牡、佐藤茂厩舎)は前走のネクストスター金沢(1400メートル)でもスピードの違いを見せて2つ目の重賞タイトルを手にしました。先手を争ったグラシアレスと併走しながら逃げる格好になりましたが、3コーナーから徐々に引き離して4コーナーを単独の先頭で回ると、...
おすすめ買い目 
馬単(マルチ) 3⇔5・6(4点)
3連単(フォーメーション) 3→5・6→5・6・7・9 5・6→3→5・6・7・9(12点)
金沢ヤングチャンピオンの出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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日、月、火曜日の3日間連続で開催されている今週の金沢競馬。24日(振・月)は最終第10レースで争われる「第28回金沢ヤングチャンピオン」(2歳、金沢競馬場1700メートル)がメインカードで、石川テレビ杯とネクストスター金沢を逃げ切って重賞2連勝中のエムティジークが初めての1700メートル戦でも連勝が伸ばせるか注目を集めます。
◎3 エムティジーク(牡、佐藤茂厩舎)は前走のネクストスター金沢(1400メートル)でもスピードの違いを見せて2つ目の重賞タイトルを手にしました。先手を争ったグラシアレスと併走しながら逃げる格好になりましたが、3コーナーから徐々に引き離して4コーナーを単独の先頭で回ると、3馬身のリードを保ったまま直線押し切りました。スピードを落とさずにコーナーを回れるのが強みで、逃げる戦法は合っているようです。その後はここ目標に追い切りを重ね、20日の本追い切りでは長めに乗られて前走並みの時計をマークしています。まだ1500メートル戦の経験もないのに、1700メートルまで距離が延びるのは不安がありますが、中島龍也騎手によれば操作しやすいタイプで、折り合いさえ問題なければ乗り越えられると陣営では期待しています。
○5 グラシアレス(牡、加藤和義厩舎)は前走のネクストスター金沢で、逃げたエムティジークをスタートから徹底的にマークする作戦に出ましたが、3コーナーから引き離されてしまい、転入2戦目で重賞タイトルを獲得することはできませんでした。しかし離されても直線で崩れることなく2着を確保したあたりに素質の良さを感じます。その後も追い切りを重ねて鍛え直されており、距離を意識して長めに乗られた21日の本追い切りでは脚取りが乱れることなくスムーズな動きを見せていました。エムティジークと同じく1700メートル戦は初めてになりますが、2周目4コーナーまで離されずに食い下がっていければ再度前残りが図れるかもしれません。
▲6 グリーゼ(牝、中川雅之厩舎)は前走のネクストスター金沢で終始コースの内めを突き進んで3番手をキープしていましたが、直線伸び切れず4着でした。エムティジークとグラシアレスには離されましたが、前戦地の門別ですでに1700メートル戦を経験しているのは大きな強みで、巻き返しが図れそうです。4コーナー外から伸びて直線先頭に立った2走前の金沢シンデレラカップ(1500メートル)のレース内容からも距離は延びた方が良さそうで、上位2頭に食い下がって直線のたたき合いに持ち込むことができれば逆転があるかもしれません。
△7 サノノサルバドール(牡、加藤和宏厩舎)は北海道2勝馬で、転入初戦の2歳2組(1500メートル)はまさかの2着に敗れましたが、2戦目の2組(1500メートル)は終始追い通しの手応えでも後続を4馬身引き離して逃げ切りました。ズブそうなタイプですが、名古屋の塚本征吾騎手が潜在能力を引き出すなら、あっさり勝っても不思議ではありません。
△9 ムムターズショコラ(牝、高橋俊之厩舎)も前走のJRA認定スフェーン賞(1400メートル)で終始追い通しの手応えながらも3着まで伸びてきました。実績面ではまだ見劣りますが、陣営では距離が延びた方がいいタイプと見込んでおり、今後飛躍するきっかけがつかめるかもしれません。
おすすめ買い目 
馬単(マルチ) 3⇔5・6(4点)
3連単(フォーメーション) 3→5・6→5・6・7・9 5・6→3→5・6・7・9(12点)
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(文/中部地方競馬記者クラブ)
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